医院開業ガイド
医院開業の現状
診療報酬のマイナス改定や、社会保険本人3割負担などの医療制度改革により、経営が悪化して人員削減を行う病院や閉院する病院が増えてきている中で、病院の勤務医だった医師が地域で開業するケースは増加しています。
地域の医院は、「かかりつけ医」として、地域医療における重要な役割を担うものとして期待されています。
また、患者が大病院にかかる前にまずかかりつけ医の診断を受けることで、大病院に患者が集中することを避け、病院の機能分化の推進にもつながるのです。
しかし、医院開業を成功に導き、増加する医院の中で生き残ることができるようにするためには、明確なビジョンを持って、開業に向けた準備をしっかりとしておくことが大切でしょう。
医院開業の協力者
新規に開業するまでには、多くの協力者の力が必要となります。
勤務医の時には、製薬メーカーや医療機器メーカーが協力者の中心ですが、医院開業のためには、今までとは異なる業者、例えば、不動産仲介業者、内装業者、医療機器取り扱い卸業者、会計士や税理士、社会保険労務士、広告代理店など、多数の業者が協力者となるのです。
良い協力者を選ぶことが開業の成功にもつながりますが、初めて取引する業者の良し悪しを見極めることは、大変困難なものです。
医院開業を専門としたコンサルタント会社であれば、業者について最も多くの情報を持っていると考えられますので、相談してみるとよいでしょう。